肥満ストップに最適なギムネマ抽出物ってどんな成分なんでしょうか？
ギムネマはインド原産のハーブのひとつで、葉を噛みしめると甘みを感じにくくさせる効果があることで知られています。
血糖値の上昇や脂肪のストックを抑える作用があるため、太り過ぎ予防のためのハーブティーや健康食品として活用されています。
ギムネマの効果
ギムネマの葉を噛みしめることで、少しの間砂糖などの甘味を感じなく作用は、ギムネマに含まれる有効成分である、ギムネマ酸が元となるものであるです。
ギムネマ酸には、グルクロン酸というブドウ糖に似通った原理の物質が存在するため、舌の味蕾（みらいにある甘みを感じるところに結合して、その知覚を痺れ感させるという仕掛けがあります。
また、ギムネマ酸は甘みに対してのみ作用して、苦味や酸味、しょっぱさには干渉しないという特性があります。
さらに、ギムネマは小腸での糖の吸収を抑制する働きもあります。このようなメリットから、ギムネマは太り過ぎを阻止するための食事の材料として用いられています。
ギムネマを摂取する上での注意
ギムネマは食事に含まれる糖分の吸収を抑える結果が出るため、食前に服用したら効果があります。
また、ギムネマは血糖値をコントロールする作用があるため、糖尿病患者がギムネマを摂取する際には、お医者さんへのカウンセリングが不可欠です。
ギムネマの効果
●血糖値を下げる
ギムネマには、血糖値を下げる効き目があると期待されています。
肥満やエクササイズ不足などのライフスタイルが原因で、血糖値が正常に保持できなくなりますと、糖尿病がもたらされます。
糖尿病が不調に陥ると、全体の血管や神経などに悪影響をもたらしてを及ぼし、合併症や動脈硬化を誘発してしまいます。
食生活中の糖質が身体の中に吸収されると、インスリンという血糖値を正常に保つホルモンが必要な量だけ分泌されます。
しかし、糖尿病になると、インスリンの分泌が遅れるため、血液中のブドウ糖が処理されず、食後に血糖値が急速に上向きになります。
ギムネマは、小腸での糖の吸収を抑えるという働きがあり、血糖値の上昇を抑える効能があります。
●肥満を阻止する
肥満は、カロリーの高い食事による摂り込みエネルギーの上昇のほかに、朝ごはんを抜く、夜食を食べるといったバラバラな食生活や、健康的な身体づくり不足がきっかけとなってもたらされます。
肥満には、皮下脂肪が厚くなる「皮下脂肪型肥満」と、内臓の周囲に脂肪が蓄えられる「内臓脂肪型肥満」がつきまといます。
内臓脂肪型肥満は、一見太り過ぎには見えない身体のラインでも、内臓に脂肪が集積されている「隠れ肥満」のケースにも当てはまり、成人病にかかりやすくなるといわれています。
肥満になると、コレステロールなどの脂質が血中に流れ出し、動脈硬化を起こします。
また、動脈硬化が進むと血液の流れが悪くなり、高血圧につながります。
動脈硬化で細くなった血管には、血栓ができやすいようになるため、心筋梗塞や脳梗塞などの生死にかかわる病気が発生する危険性が高まります。
ギムネマは、摂りすぎた糖を中性脂肪として体にたまりにくくする働きがあります。糖を吸収する小腸の受容体[※5]にギムネマ酸が先回りして、吸収を抑えることによって、消費できなかった糖を体の外へと放出させることができるため、太り過ぎを予防する働きを示してくれます。
●便秘を解消する
便通は1日1回が最適だとされています。しかし、安定しない生活によってお通じのライフスタイルが定着していないことや、食生活の西洋化による食物繊維の用量の減少によって、便秘がもたらされやすくなっています。
また、食事メニュー量が少なくなると、便をつくる量が足りなくなり便秘になるケースがあるため、ダイエットも便秘の大きな要因となってます。
便秘になると、お腹のハリや痛みに見舞われるほか、肌ダメージが発生してしまいます。
ギムネマが糖の吸収を抑えた際に、吸収される事はなかった未消化物が食物繊維と似た効き目が期待できるため、便の量を増やして便秘を正常化する効果が期待できます。
